COURSE
文学プログラム
琉球・沖縄や日本・中国・台湾・朝鮮半島を中心とした地域の文学に関する研究をします。 文化や文学を深く読み解くことを通して、異なる文化背景を持つ人々と平和的に共生していく能力の育成を目指しています。
学べる科目
中国文学概論、日本文学概論、琉球文学概論、朝鮮文学概論、 日本古典文学、日本近代文学、日本近現代文学、中国古典文学、 中国近現代文学、日本文学野外演習、琉球文学野外調査 など
進学、就職先
- [ 企業等 ]
- 琉球新報、沖縄タイムス、沖縄銀行、東京海上日動、 東通、豊見城中央病院、ANA、 沖縄ツーリスト、H.I.S、JTB、エアー沖縄、 ソニー、イオン琉球、御菓子御殿、 トヨタカローラ沖縄、サンエー、スズキ自販沖縄、メガネ一番 など
- [ 公務員 ]
- 入国管理局、那覇市役所、日本銀行那覇支店、県人材育成センター、沖縄県労働金庫
- [ 大学院進学 ]
- 琉球大学、東京大学、大阪大学、 一橋大学、早稲田大学、東北大学、九州大学など
取得できる資格
中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、博物館学芸員
教員一覧
- 大胡 太郎
- 教 授日本古典文学
- 新城 郁夫
- 教 授日本近代文学・近代沖縄文学
- 呉 世宗
- 教 授朝鮮文学・在日朝鮮人文学
- 前城 淳子
- 教 授琉球文学
MESSAGE教員メッセージ
私は「在日朝鮮人文学」と呼ばれる文学作品を研究しています。
「在日朝鮮人文学」とは、日本の植民地政策のために日本で暮らすようになった人々による、主に日本語で書かれた文学作品を指します。
例えば金時鐘『原野の詩』や、英語に翻訳されればノーベル文学賞を受賞すると言われる金石範『火山島』などです。
各作品がいかなる歴史的背景を前提にしているのか、そしてその日本語表現の特徴は何かなどを問いながら研究しています。
現在は戦争、植民地という観点から在日朝鮮人文学を沖縄文学、済州文学とを比較することに関心があります。
琉球アジア文化学科 教授 呉 世宗