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人間社会学科Department of Sociology and Human Sciences

人間と社会に関する専門的かつ豊かな学際性を有する研究を行い、それを基に、社会的弱者に配慮し、心豊かで、安心・安全に暮らせる社会を実現するための実践力を備えた人を育てる。

現代は、社会や自然の急激な変化や価値観の多様化の中で、人間をとりまく諸問題がいっそう複雑になっています。 こうしたなかで、経済や科学技術、環境問題などに関する地球規模での人類の連帯の必要性とともに、地域・民族・文化・思想・伝統の多様性の認識が重要なテーマとなってきています。 そして人間の心のあり方や人間らしい生き方、人間集団としての社会のあり方そのものが大きく問われています。 人間社会学科では、人間を中心に据えながら、人類が直面する問題を社会・文化・地域・環境といった多角的な視点から探求し、 幅広い知識と寛容の精神を持って時代の創造者になるような人材の育成を目指しています。

 

〇2023年6月 移民学会シンポジウムで学生がプレゼンを行いました。

COURSE学科プログラム

哲学・教育学プログラム

哲学プログラム

哲学コースでは、生と死、人間・世界、知、環境、生命、科学技術等について、文献読解や討論を通じて原理的・本質的な探究を行い、同時に現実との具体的な関わりについても研究します。 教育学コースでは、専任教員の専門である教育社会学を中心にしつつも、教育学部などの教育学関係の教員の協力も得ながら、多様な視点から教育に関わる諸問題にアプローチしていきます。

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心理学プログラム

心理学プログラム

心理学プログラムでは、心理学の基礎的分野から応用的分野まで幅広くカリキュラムが提供されており、包括的に心理学を理解してもらうことができます。 また実験などを体験的に学ぶことで、科学的な方法論やデータ分析、さらには報告の仕方まで、心理学のみならず社会で活用できる能力も身につけることができます。

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社会学プログラム

社会学プログラム

社会学プログラムでは、社会学・福祉学・マスコミ学の3つのコースを軸としながら、人間と社会・地域との関係や問題を探っています。 少人数教育のメリットを活かし、社会調査実習、福祉施設や相談機関での実習(社会福祉士資格関連)、新聞やTV 番組制作実習などの実習科目に力を入れているのが特徴です。 また、アジアからの留学生を多く受け入れ、国際交流を活発に行っています。 平和問題や多文化共生など、沖縄ならではのテーマを十分に学習できる点も、社会学プログラムの魅力のひとつです。

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この学科が求める人材像

この学科が求める人材像

思想・心・社会に強い関心を持ち、多面的な観点から物事を考察し自分なりの意見をまとめることができ、市民社会の発展や生活問題の解決にも貢献できる人を求めています。

この学科が育成する人材像

この学科が求める人材像

人間科学に関する専門的な知と幅広い学際的知を基に、個人の尊厳を保ち、誰もが自由・公平に、また安心・安全に生きられる社会を形成できる人材を養成します。

MESSAGE学科長メッセージ

学科長
人間社会学科は、人間と社会の関係について幅広く学び、そこで得た経験や知識、技術を生活や社会に活かすことができる学科です。当学科は、哲学、心理学、社会学の3プログラムからなり、思想・心・社会に関して、学生自身が問いを立て、自身の関心に基づいて学びます。実験、調査、観察、フィールドワークなどを用いた実証的な研究にも、文献を用いた理論研究にも携わることができます。どのプログラムにも共通する学問的関心は「人」です。人間社会学科の特長は、「個」としての人から、人の集合体である「集団」や「社会」まで、多様な研究関心を扱えることです。自分自身のこと、同世代などの身近なことから、現代社会の課題、グローバルな変動まで、さまざまな射程と視角をもって分析と考察に取り組むことができます。私たち人類が直面する地域・社会・地球規模の課題を、共に学び、考え、解決したいという皆さんをお待ちしています。 人間社会学科長 野入 直美
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