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DEPARTMENT
国際法政学科Department of Law, Politics & International Relations
法学・政治学・国際関係学の分野で専門的かつ豊かな学際性を有する研究を行い、それを基に、持続可能な発展と平和・共生社会を可能にするための構想力・実践力を備えた人を育てる。
国際法政学科は、法学・政治学・国際関係学に関する専門的知識を学び、豊かな学際的知を形成しながら、 多様な社会との共生のあり方や持続的発展のための政策提言・発信力、及び平和共生社会を構築できる実践力を持つ人材の輩出を目指しています。 そのため、当学科は、法学プログラムと政治・国際関係学プログラムから構成され、法学・政治学・国際関係学をバランスよく学べるカリキュラムを設けています。
COURSE学科プログラム
この学科が求める人材像
法学・政治学・国際関係学などを中心とする社会科学分野の学問を土台として、現代社会における諸問題を総合的かつ体系的にとらえて、問題の本質を見極め、その解決策などを研究していきます。 そのため、当学科は、①人間社会や社会科学への深い関心、②柔軟かつ総合的な思考力、③主体的に学ぶ意欲を持った人材を求めています。
この学科が育成する人材像
法学・政治学・国際関係学の学びを通して、リーガル・マインドを持ちつつ政治や行政、国際関係に精通する人材を養成し、 地方・国家公務員、マスコミ、法曹、国際公務員、企業の国際職など高度専門職につける人材を輩出することを目指します。
MESSAGE学科長メッセージ
国際法政学科は、人文社会学部の中にあって、主として法律学及び政治学・国際関係学を研究・教育する単位です。
法律学と政治学は密接に関連する分野として、世界的にも同じ学部などで教育されることは珍しくありませんし、日本でも近代的な大学の開設以来、法学部の中で法学と政治学を研究・教育する例が多く見られます。琉球大学でも開学の2年後に当たる1952年に「政治学及び法学専攻」を設置して研究・教育を開始して以降、今日まで様々な組織変更などを経ながらも隣接分野として存在し続けています。
本学科は、法学プログラム及び政治・国際関係学プログラムの2つを設置して、それぞれの分野を深く学修できるように構成されていますが、入学した1年目はプログラムに分けることなく、法学、政治学、国際関係学の基礎を学びます。そして2年次進級時にいずれかのプログラムに所属することになります。
これまでにも、国家公務員、県庁をはじめとする地方公務員、弁護士などの法律実務家、研究者などのほか、金融、報道、通信、エネルギーなどの様々な分野の民間企業に多くの人材を輩出してきました。社会運営の基礎となる法学や政治学・国際関係学を学修する当学科はこうした職業を目指そうとする学生諸君に開かれています。世の中では、大学というのは入ってしまえば遊んでいても簡単に卒業できるといった風説を見かけることがありますが、もちろんそんなに甘いものではありません。将来を見据え、頑張って勉強する必要がありますが、そうやって法学や政治学・国際関係学に取り組もうとする学生を歓迎します。
国際法政学科長 戸谷 義治