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DEPARTMENT
琉球アジア文化学科Department of Ryukyuan and Asian Studies
琉球とアジアを中心とする歴史・文化に関する専門的かつ豊かな学際性を有する研究を行い、それを基に、文化の理解にとどまらず、それを発信し、継承発展させる実践力を備えた人を育てる。
本学科では、琉球・沖縄、日本、朝鮮半島、中国・台湾を、歴史、民俗、言語、文学を通じて多角的に、総合的に学びます。これらの地域は歴史的にも、現在も相互に影響を及ぼしあっています。 地域研究を中心としつつ、他地域とのつながりも研究しています。 教育・研究を通して、資料( 史料)・情報を収集する能力を身につけ、根拠ある主張を論理的に展開できる人材を育成したいと思っています。 沖縄・琉球をはじめとする地域社会や文化を理解し、その継承発展に貢献したいと考えています。
COURSE学科プログラム

歴史・民俗学プログラム
琉球・沖縄や日本、中国・台湾、朝鮮半島を中心とした地域の歴史・民俗学に関する研究をします。 専門知識を深めていくなかで、地域社会と国際的な場で琉球・沖縄及び日本・アジアを積極的に発信する人材を育成することを目指しています。

言語学プログラム
琉球・沖縄や日本・中国・台湾・朝鮮半島を中心とした地域の言語学に関する研究をします。 文化の基盤となる言葉の理解を通して、異なる文化背景を持つ人々とコミュニケーションする能力を身につけます。

文学プログラム
琉球・沖縄や日本・中国・台湾・朝鮮半島 を中心とした地域の文学に関する研究をします。 文化や文学を深く読み解くことを通して、異なる文化背景を持つ人々と平和的に共生していく能力の育成を目指しています。
この学科が求める人材像

本学科では、次のような人に入学し学んで欲しいと思っています。
- 琉球・沖縄、日本、中国・台湾、朝鮮半島の言語、文学、文化、歴史、民俗などに強い関心と学習意欲をもっている人
- 地域の違いと類似性に目を向けつつ、主体的・積極的に研究できる人
- 社会・文化の発信や継承・発展に寄与することができる人
この学科が育成する人材像

本学科は、琉球・沖縄、日本、中国・台湾、朝鮮半島の歴史、民俗、言語、文学に関わる学問を教授します。そして教育・研究を通して以下の人材を育成することを目標としています。
- 資料(史料)・情報を収集する能力を身につけた人材
- 資料(史料)や情報の整理・分析を通して、根拠にもとづいた主張を展開できる人材
- 成果をまとめ、論理的で説得力のある説明ができる人材
- 他者との意見交換を通して、多様な見解や価値観を受け入れ、柔軟に修正・改善する姿勢を持つ人材
MESSAGE学科長メッセージ

琉球アジア文化学科は歴史・民俗学、文学、言語学の三つのプログラムで構成されています。沖縄で、沖縄(琉球)や日本、中国、朝鮮半島の文化について学べるところが本学科の特色です。これらの地域の人々が何をどのように考え、感じているのか。そしてどのように生きてきたのか。歴史学や民俗学、文学、言語学の方法を用いてこれらの課題に向き合い、学ぶことができます。
琉球大学のある沖縄から世界を見ると世界はどのように見えてくるでしょうか。地図上で沖縄本島を中心に半径1500㎞の円を描くと、大阪、ソウル、香港、台北、マニラといった都市が円の中に入ります。沖縄から東京までの距離は約1550㎞ですから、東京はその少し外側に位置することになります。アジアの主要な都市が意外と近いところにあるのです。
日本の影響も大きいですが、沖縄(琉球)は中国や朝鮮半島などアジアの地域と密接に関わりながら独自の文化を作り上げてきました。沖縄が亜熱帯に位置する島嶼群であることも大きく影響しています。この沖縄で学ぶことで異文化への理解を深め、異なる視点で世界を見ることができるでしょう。そしてここでの経験は皆さんの将来のキャリアにも役立つはずです。琉球アジア文化学科で一緒に学びましょう。
琉球アジア文化学科長 前城 淳子
